美味しいお茶の淹れ方
佐藤園のお茶の種類
おいしい
お茶の淹れ方
目安の湯温
種類別お茶の淹れ方
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芯蒸し茶のおいしい淹れ方
どんな淹れ方でも、おいしく味わえるのが「芯蒸し茶」です。お好みにあわせて淹れ方をお楽しみください。
※どの淹れ方も必ず一度沸騰したお湯をご使用下さい。-
一煎目
香りを楽しむなら
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熱めのお湯でもおいしく淹れることができるのが、当園の芯蒸し茶です。
- 1.茶葉を6gほど(1~2人分)急須に入れます。(大さじ1杯程度)
- 2.熱湯を直接、急須に注ぎます。お湯の量は多すぎないように気をつけます。
- 3.蓋をして静かに1~2回軽く回してから、お茶を湯呑みに注ぎます。
※急須に長く置きすぎないでください。 - 4.分量は均一に、濃淡のないように廻し注ぎをします。
- 5.最後の一滴まで注ぎ切るのがポイントです。
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コクとうま味を楽しむなら
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こだわる時はぬるめのお湯で。お茶本来のまろやかさや甘味、コクが深まります。
- 1.熱湯を湯冷ましや湯のみなどに移して70~80℃程度まで冷まします。
- 2.茶葉を6gほど(1~2人分)急須に入れて、湯冷まししたお湯を注ぎます。
- 3.蓋をして20~30秒ほどおき、茶葉を充分に開かせます。
- 4.お湯呑みに、均等に廻し注ぎをします。
- 5.二煎目もおいしく淹れるために、急須の中に残し湯をしないのがポイント。
とっておき!芯蒸し茶だからできる淹れ方
- 1.急須に茶葉をたっぷり入れます。(大さじ山盛1杯ほど)
- 2.茶葉がひたひたに浸る程度の水を急須に直接注ぎます。
- 3.茶葉に水がなじむように、ひと呼吸おきます。(お好みでゆっくり時間をかけてもOK)
- 4.急須にポットからお湯(90℃)を直接注ぎます。
- 5.水平方向に急須をゆっくり回して馴染ませたら、お湯呑みに注ぎましょう。
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二煎目
2煎目、3煎目も、しっかりとした香りと味わいを楽しめます。
- 1.一煎目のお湯をしっかりと注ぎ切っておいてください。
- 2.熱湯を急須に注ぎます。
- 3.急須を2~3回軽く回してから一煎目と同じ要領で手早くお湯呑みに注ぎます。
茶葉の量 湯温 浸出時間 一煎目 6g(1〜2人) 熱湯 すぐ 70〜80℃ 20〜30秒 二煎目 熱湯 すぐ ※あくまでも目安です。どうぞ、ご自分の好みやその時の気分に合わせて淹れ方をお楽しみください。
でるでるカップで楽しむ
- 1.でるでるカップに茶こしをセットし、茶葉を入れます。
- 2.カップにお湯(約90℃)を注ぎ、茶こしをゆっくり2~3回上下させるとコクとうま味が引き出されます。
- 3.お好みの濃さになったら最後の一滴まで絞り切り、茶こしをはずしたら出来上がり。2煎目、3煎目もお楽しみいただけます。
POINT!
3~4枚に重ねたティッシュの上に茶こしを返して茶がらをポンッとあけます。 そのまま包めば後始末もカンタン!茶こしはカップにセットして水ですすげば小さな茶がらも残りません。※ゴミに出す時は市区町村の区分に従ってください。
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玉露のおいしい淹れ方
玉露は湯冷まししたお湯でとろりとしたうま味と甘味、香りの深みを引き出しましょう。
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- 1.沸騰したお湯を湯冷ましに注ぎ、両手で持ったときに心地よく感じる温度(約50℃)に冷めるまで待ちます。
- 2.茶葉は多めに。
- 3.湯冷ましした湯を急須に入れ蓋をしてじっくり蒸らします。
- 4.お茶が均一の濃さになるように湯呑みに交互に注ぎ分けます。
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茶葉の量 湯温 浸出時間 8g(2〜3人) 50〜60℃ 90〜120秒 -
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抹茶のおいしい淹れ方
抹茶をご家庭でも気軽に楽しみましょう。
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- 1.抹茶碗をお湯を入れて温め、その湯を茶筅でかきまぜることで茶筅の先も温めます。
- 2.お湯を捨ててふきんで拭き、茶杓2杯の抹茶を茶碗に入れます。
- 3.茶碗を片手でしっかりおさえ、もう片方の手で茶筅を手前と向こうに小刻みに動かして抹茶を点てます。
- 4.最後は茶碗の中で『の』の時をかくようにひと混ぜし、中央から茶筅を立てて引き上げます。
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茶葉の量 湯温 お湯の量 1.5〜2g(1客分) 80℃ 50ml もっと手軽に抹茶を
- 1.ステンレスマグボトルに抹茶小さじ1杯ほど、人肌にさましたお湯200mlを入れます。
- 2.ふたをして上下に振ります。
- 3.たっぷり氷を入れてもう1度シャカシャカと振れば出来上がり。
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粉末茶のおいしい淹れ方
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お湯呑みに粉末茶とお湯を入れるだけで簡単においしいお茶がつくれます。
ペットボトルや水筒にたっぷりつくっておくのもおすすめ。
シェーカーを使えばさらに手軽につくれて便利です。
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シェーカーで
- 1.シェーカーに粉末茶と水を入れて蓋をしっかりしめてからシェーカー全体を握ってよく振ります。
- 2.粉末緑茶1包に水は約150ml。
- 3.夏やお風呂上がりには、氷を入れて冷たい緑茶を手軽に。シェーカーを振ればすぐに溶けます。
ペットボトルで
自前のペットボトル茶をつくってお出かけやピクニックに。水、または湯冷まししたお湯500mlに対して粉末茶を3包入れてよく混ぜてください。(お湯でつくる場合はホット専用のペットボトルをお使いください。)
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ほうじ茶のおいしい淹れ方
選び抜かれた一葉一葉を焙じ上げた、古くから親しまれてきたほうじ茶です。
- 1.急須に家庭用の大スプーン(カレースプーンなど)に軽く山盛り1杯ほどの茶葉を人数分いれます。
- 2.90~95℃ぐらいの熱めのお湯を注ぎます。
- 3.待つこと30~40秒。最後の一滴までしぼり切って淹れます。
※茎が多い場合はもう少し時間を置いてから湯のみに淹れてください。
やかんを使う時は、ひとにぎりのほうじ茶を入れて煮出していただければ、芳しい味と香りのほうじ茶が出来上がります。 -
黒豆茶のおいしい淹れ方
美味しい召し上がり方
お茶を出した後の豆にも栄養や旨みが残っています。そのまま食べたり、煮豆などのお料理にご利用ください。
普通のお茶のように急須で
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普通のお茶の要領で黒豆茶をひとり分大さじ1杯(約10g)を目安に入れ、熱湯を注いでください。
あざやかな色が出てきたらお召し上がりいただけます。
あらかじめ急須を温めておきますとお湯が冷めず、早く成分を出せます。
でるでるカップで手軽に
黒豆茶、大さじ1杯(約10g)をでるでるカップに入れ、熱湯約100mlを注いでください。30秒ほどで鮮やかな色が出てきたらお召し上がりいただけます。あらかじめるカップを温めておきますとお湯が冷めず、早く成分が出せます。
やかんで麦茶風に
沸騰したお湯1リットルに、黒豆茶を大さじ3杯(約30g)の割合で入れ、弱火で5分程度煮出してください。その後火からおろしてしばらく置きます。温かいままでも、冷蔵庫で冷してもおいしくお飲みいただけます。
黒豆ご飯が簡単に
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ご飯を炊くときに、米2合(約300g)あたり大さじ3杯(約30g)の割合で
黒豆茶を入れてください。薄紫に染まった美味しい黒豆ご飯が簡単にできます。
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おいしいお茶をつくる水と温度
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おいしいお茶をつくる「よい水」とは?
よい水を使い、必ずいったん沸騰させましょう
おいしいお茶は、よい水から…。淹れたお茶は約99%が水分で茶葉から出る成分はわずか1%にも満たないほどです。このことから、水がお茶の味を左右するとも言えます。水道水には浄水器を使うのが理想的ですが、一晩汲み置きしておくだけでも、カルキ臭をかなり少なくすることができます。水を沸かすときは、必ず沸騰させましょう。ぬるめのお湯が適しているお茶でも、いったん沸騰させてから冷ました方がお茶がおいしくなります。
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おいしいお茶をつくる茶葉とお湯の温度の関係とは?
お茶の味はお湯の温度で変わります。茶葉の質やお好みにより、工夫を。
細かくこだわらないにしても、たとえば、独特の甘味と香りを楽しませてくれる「玉露」を熱湯で淹れてしまっては、せっかくの風味がだいなしとなり、玉露の価値がなくなってしまいます。一般に上質なお茶ほど、お湯の温度は低くなり、浸出時間は長くなることを覚えておきましょう。ただし、お茶は嗜好品です。味の好みにも個人差があります。渋いお茶がお好きな方は、お湯を少し熱めにするなど、ご自分の好みに合った、またその時の気分に合った淹れ方でお楽しみください。
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佐藤園の芯蒸し茶はぬるめ?それとも熱め?
当園の芯蒸し茶はぬるめのお湯で。でも熱いお湯でも手軽に楽しめます。
芯蒸し茶は、ふくよかな香りと繊細な甘味がおいしさの命。少し湯冷まししたお湯が適しています。 手軽に楽しみたいときには、熱いお湯をそのまま急須に注ぎ、軽く4~5回振ってサッと湯呑みに注いでください。これで色、香り、味のよい芯蒸し茶が楽しめますが、できればもう少し手間をかけると、よりおいしくお召し上がりいただけます。充分に沸騰したお湯を湯冷まし用の器か湯呑み茶碗に注ぎ、70~75度に冷ましてから急須に入れ、ひと呼吸おき、芯蒸し茶の特徴である濃い味のある細かい葉を充分に開かせてから注ぎましょう。茶葉は多めに。湯呑みには、最後の一滴まで注ぎ切ります。少し湯冷まししたお湯でゆっくりと淹れ、当園の芯蒸し茶ならではの、ふっくらとしてまろやかな口あたりをお楽しみください。 なお、二煎目は熱めのお湯を急須に注ぎ2~3回振って注いでください。
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とっておきのおいしい冷茶の淹れ方とは?
急須に氷を落として…。とっておきのおいしい冷茶の淹れ方です。
暑い夏にいただく冷茶の涼味は格別です。冷たいだけではなく、お茶の風味も鮮やかな冷茶の作り方をご紹介しましょう。水に茶葉を入れて水出ししてもおいしいけれど、とっておきの作り方は、氷で淹れる方法です。急須に茶葉を入れ、お湯を少し注いだところへ氷を適量落としてそのままに。氷が溶けると同時に風味豊かな冷茶が出来上がります。ぜひ、お試しください。
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おいしいお茶の風味を逃がさない保管方法とは?
お茶は酸素、熱、水分、光が嫌い
- 開封前そのまま冷蔵庫(冷凍庫)で保存してください。冷蔵庫(冷凍庫)から出したお茶は、湿気を帯びないよう、必ず常温に戻してから開封してください。
- 開封後そのまま遮光性のある容器(茶缶等)に移し、密封した状態で日の当たらない、涼しいところで保存し、なるべく早めにお召し上がりください。